研究課題/領域番号 |
21310035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 純也 京都大学, 放射線生物研究センター, 准教授 (30301302)
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研究分担者 |
林 幾江 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (00346503)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2009年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 核小体 / nucleolin / DNA損傷 / チェックポイント / DNA修復 |
研究概要 |
本研究ではリボソームDNAという数百のリピート配列を含むことで細胞核内でも特殊ゲノム構造をもつ核小体と、その関連タンパク質のDNA損傷応答、ゲノム安定性に対する役割の解明を目的として遂行し、核小体タンパク質の一つnucleolinが放射線誘導DNA二重鎖切断損傷の修復、及び細胞周期チェックポイント機構を制御していることを見いだした。また、核小体局在タンパク質の一つWRNはNBS1やPCNA, Rad18とのインターラクションを通して、紫外線誘発DNA損傷発生時に活性化される損傷乗り越えDNA合成の制御に機能することも明らかとし、核小体関連タンパク質が様々なDNA損傷の細胞応答に機能することでゲノム安定性に寄与していることを世界に先駆けて明らかとした。
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