研究課題/領域番号 |
21320083
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
中谷 健太郎 甲南大学, 文学部, 教授 (80388751)
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研究分担者 |
前田 多章 甲南大学, 知能情報学部, 准教授 (90319830)
小野 創 近畿大学, 理工学部, 講師 (90510561)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2011年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 心理言語学 / 文理解 / 日本語学 / 文処理における距離の効果 / 否定対極表現 / 作業記憶 / 疑問文の処理 / 文法依存関係 |
研究概要 |
本研究課題では、日本語話者による漸増的文処理(文が終わるのを待たず入力をどんどん処理していくこと)において、作業記憶への負荷となる条件を読文の速度や脳波を測定することにより検証し、「シカ…ナイ」や「誰ガ…シタカ」といった文法依存関係の処理において、通常の主語述語関係の処理には見られない種類の反応を発見した。これは前者の処理が後者の処理とは異なる記憶のスレッドを利用していることを示唆している。
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