研究課題
基盤研究(B)
滑らかさが崩れる非双曲型・非可逆変換に対し、可算Sofic条件のもとで(両側)非特異測度に絶対連続な弱Gibbs性を持つ不変測度の可逆拡張を構成した。更に、不変・無限測度から派生する時系列として得られる非定常過程に注目し、エントロピー生成が消滅しながらも、Gibbsエントロピーが発散する為の十分条件を明らかにした。又、関数族を構成する可算個の同相写像の合成の値域集合が、自然な自己相似性を保持する極限集合として確定する為の条件を明らかにし、特に関数族がSofic条件を満たす非可逆離散写像から派生するlocal inverse(局所逆写像)である場合に、conformal measureが構成可能となるポテンシャル関数の性質を明らかにした。
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