研究課題/領域番号 |
21340056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
南條 創 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (40419445)
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研究分担者 |
笹尾 登 岡山大学, 教育研究プログラム戦略本部極限量子研究コア, 教授 (10115850)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2009年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 素粒子 / 超放射 / マクロコヒーランス / レーザー / 暗黒共鳴 / 原子ニュートリノ |
研究概要 |
暗黒共鳴超放射という、新現象を提案した。超放射とは、多原子間のコヒーレンスにより、放射強度が原子数の自乗に比例するが、原子集団内のコヒーレンスは、放射とともに増大するので、超放射に達するまでに遅れ時間が存在する。一方、暗黒共鳴という原子の2準位間のコヒーレンスを保持した原子集団からの超放射では、遅れ時間なく超放射を起こすことが出来ると予想した。暗黒共鳴超放射の発見に向け、バリウム標的及びレーザーの準備を行った。岡山大学と共同で、2準位間のコヒーレンスを用いた超放射による遷移に成功し、暗黒共鳴超放射の糸口となった。
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