研究課題/領域番号 |
21360171
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小川 真人 神戸大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40177142)
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研究分担者 |
相馬 聡文 神戸大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20432560)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2009年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 量子力学的シミュレーション / 非平衡グリーン関数法 / 原子レベルシミュレーション / 第一原理バンド構造計算 / 第一原理計算 / 量子デバイスシミュレーション / 強束縛近似法 / トンネルトランジスタ / ナノ構造トランジスタ / 量子細線トンネルトランジスタ / III-V属/Siヘテロ構造 / グラーフェンナノリボン / 量子輸送解析 / 非平衡グリーン関数 / 多バンド強束縛近似 / 複素バンド構造 / 非平衡グリーン関数(NEGF)法 / 擬スペクトル法 / ブリッジ関数擬スペクトル法(BPSM) / sp3s*d5多バンド強束縛近似法 / Si Nano-Wire (SNW) MOSFET / 微細化MOS / 歪効果 |
研究概要 |
集積回路(LSI)では,それを構成するトランジスタが,ナノメートルオーダにまで微細化され,電子の量子力学的性質(波動性)や構成原子の個性が特性に影響を与えつつある.次世代トランジスタの候補として電流路をナノメータまで細くしたナノワイヤ(NW)トランジスタと呼ばれる構造が注目されているが,消費電力を増大させる原因となるリーク電流などスイッチング特性の劣化や消費電力の増大,製造誤差の拡大のために新材料や新構造を用いたデバイスの必要性が高まっている.本研究ではリーク電流を低減し,LSI の消費電力を低減するために,新たに量子力学的な原子レベルのシミュレータを開発し,それを用いて新しい構造のトランジスタが実現可能であることを明らかにしている.
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