電波波源の位置と広がりを検出する車載レーダ/センサ用高分解能波源推定技術

• 研究課題/領域番号: 21360184
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 通信・ネットワーク工学
• 研究機関: 名古屋工業大学
• 研究代表者: 菊間 信良 名古屋工業大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40195219)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
• キーワード: アレーアンテナ / レーダ / 電波波源推定 / 位置と広がり / 高分解能 / 近傍波源 / センサ / MUSICアルゴリズム / SAGEアルゴリズム / 高分解能推定

研究概要

本研究では,車載レーダ(アレーアンテナ)において目標物の位置と広がりを検出するための高分解能波源推定技術について研究開発を行った.また波源が近傍にある場合,その位置を効率よく特定する手法についても検討した.その結果,簡易な方法で到来波の到来角と広がり角を推定することができることを確認した.また,近傍波源の位置推定では,波源が広帯域信号であっても推定ができるように改良を行い,その有効性を示した.

研究成果

• [雑誌論文] DOA-Matrix法とSAGEアルゴリズムを併用した複数の近傍波源の位置推定 (2011)
  • 著者名/発表者名: 菊間信良, 山下祐希, 平山裕, 榊原久二男
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: Vol. Jg4-B, No.9 ページ: 1046-1055
  • NAID: 110008711132
  • 査読あり
• [雑誌論文] DOA-Matrix法とSAGEアルゴリズムを併用した複数の近傍波源の位置推定 (2011)
  • 著者名/発表者名: 菊間信良
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J94-B ページ: 1046-1055
  • NAID: 110008711132
  • 査読あり
• [雑誌論文] Transition from Waveguide to Two Microstrip Lines with Slot Radiators in the Millimeter-Wave Band (2011)
  • 著者名/発表者名: Kazuyuki SEO
  • 雑誌名: IEICE Transactions on Communications 巻: E94-B 号: 5 ページ: 1184-1193
  • DOI: 10.1587/transcom.E94.B.1184
  • NAID: 10029504507
  • ISSN: 0916-8516, 1745-1345
  • 査読あり
• [雑誌論文] Channel Capacity Improvement in Short-Range MIMO Using Side and Back Reflectors (2011)
  • 著者名/発表者名: Hiroshi HIRAYAMA
  • 雑誌名: IEICE Transactions on Communications 巻: E94-B 号: 5 ページ: 1280-1283
  • DOI: 10.1587/transcom.E94.B.1280
  • NAID: 10029504689
  • ISSN: 0916-8516, 1745-1345
  • 査読あり
• [雑誌論文] 狭帯域近傍波源に対するコヒーレント信号部分空間法適用時の位置推定特性改善に関する検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 古賀健一, 菊間信良, 平山裕, 榊原久二男, 河村大輔, 岩下明暁, 水野善之
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: Vol.Jgs-B, No ページ: 1445-1455
  • NAID: 110007730046
  • 査読あり
• [雑誌論文] SAGEアルゴリズムを用いた高分解能電波到来方向推定のための方形重み付きアレーアンテナ校正法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 石黒靖博, 菊間信良, 平山裕, 榊原久二男
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: Vol.J93-B, No.2 ページ: 303-311
  • NAID: 110007538987
  • 査読あり
• [雑誌論文] 狭帯域近傍波源に対するコヒーレント信号部分空間法適用時の位置推定特性改善に関する検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 古賀健一
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J93-B ページ: 1445-1455
  • 査読あり
• [雑誌論文] DOA-Matrix法とSAGEアルゴリズムを併用した近傍波源位置推定に関する一検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 菊間信良
  • 雑誌名: 電子情報通信学会技術研究報告 巻: 110 ページ: 49-54
  • NAID: 110008108046
• [雑誌論文] SAGEアルゴリズムを用いた高分解能電波到来方向推定のための方形重み付きアレーアンテナ校正法 (2010)
  • 著者名/発表者名: 石黒靖博
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J93-B ページ: 303-311
  • 査読あり
• [雑誌論文] OFDM伝送方式におけるブラインドMMSEアダプティブアレーの収束特性改善に関する一検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 稲波雄一
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J93-B ページ: 312-321
  • 査読あり
• [雑誌論文] 微係数拘束付き積分型Capon法による角度広がり推定の改善 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小川勝
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J93-B ページ: 390-393
  • 査読あり
• [雑誌論文] 積分型モードベクトルを用いた微係数拘束付きCapon法による到来波の角度広がり推定 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小川勝, 菊間信良, 佐藤和夫, 平山裕, 榊原久二男
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: Vol.J92-B, No.6 ページ: 921-929
  • NAID: 110007225891
  • 査読あり
• [雑誌論文] 積分型モードベクトルを用いた微係数拘束付きCapon法による到来波の角度広がり推定 (2009)
  • 著者名/発表者名: 小川勝
  • 雑誌名: 電子情報通信学会論文誌B 巻: J92-B ページ: 921-929
  • 査読あり
• [学会発表] DOA Matrix法とSAGEアルゴリズムを併用した広帯域近傍波源位置推定に関する一検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 平野敬浩
  • 学会等名: 電子情報通信学会2012年総合大会
  • 発表場所: 岡山大学(岡山市)
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] EM/SAGEアルゴリズムを用いた2D-DOA推定のためのCSS法による平面アレーアンテナ校正法 (2012)
  • 著者名/発表者名: 石崎亮多
  • 学会等名: 電子情報通信学会2012年総合大会
  • 発表場所: 岡山大学(岡山市)
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] 到来波数推定結果を用いる到来方向推定法の性能評価についての一検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 杉本和人
  • 学会等名: 電子情報通信学会2012年総合大会
  • 発表場所: 岡山大学(岡山市)
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] 遺伝的アルゴリズムを用いた最適なDOA推定法の自動生成 (2012)
  • 著者名/発表者名: 吉村俊祐
  • 学会等名: 電子情報通信学会2012年総合大会
  • 発表場所: 岡山大学(岡山市)
  • 年月日: 2012-03-20
• [学会発表] 時分割多重を用いる単一受信機によるアダプティブアレーのスイッチ切換方法に関する検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 古賀健一
  • 学会等名: 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会
  • 発表場所: NHK広島放送局(広島市)
  • 年月日: 2012-02-09
• [学会発表] Location Estimation of Multiple Near-field Broadband Sources by Combined Use of DOA-Matrix Method and SAGE Algorithm in Array Antenna Processing (2012)
  • 著者名/発表者名: Nobuyoshi Kikuma
  • 学会等名: 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会
  • 発表場所: てんぶす那覇(那覇市)
  • 年月日: 2012-01-10
• [学会発表] DOA Matrix法とSAGEアルゴリズムを併用した近傍波源位置推定のアレー素子間隔に関する改善 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野敬浩
  • 学会等名: 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会
  • 発表場所: 機械振興会館(東京都)
  • 年月日: 2011-12-15
• [学会発表] 正六角形アレーに非探索EM・SAGEアルゴリズムを適用した2D DOA推定に関する検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石崎亮多
  • 学会等名: 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会
  • 発表場所: 名古屋国際会議場(名古屋市)
  • 年月日: 2011-11-16
• [学会発表] DOA and Angular Spread Estimation of Clustered Waves by Using Beamspace MUSIC Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Hiroki Inoue
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP20ll)
  • 発表場所: Jeju(Korea)
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] 2-D DOA Estimation with Arbitrary Planar Antenna Array Using MS Technique in Combination with EM Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Ryota Ishizaki
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP20ll)
  • 発表場所: Jeju(Korea)
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] Generation of Optimum DOA Estimation Algorithm by Using Genetic Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Shunsuke Yoshimura
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP2011)
  • 発表場所: Jeju(Korea)
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] DOA and Angular Spread Estimation of Clustered Waves by Using Beamspace MUSIC Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Hiroki Inoue
  • 学会等名: 2011 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2011)
  • 発表場所: Jeju, Korea
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] 2-D DOA Estimation with Arbitrary Planar Antenna Array Using MS Technique in Combination with EM Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Ryota Ishizaki
  • 学会等名: 2011 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2011)
  • 発表場所: Jeju, Korea
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] Generation of Optimum DOA Estimation Algorithm by Using Genetic Algorithm (2011)
  • 著者名/発表者名: Shunsuke Yoshimura
  • 学会等名: 2011 International Symposium on Antennas and Propagation (ISAP2011)
  • 発表場所: Jeju, Korea
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] 部分空間追跡法を用いた到来方向推定の収束特性改善に関する一検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 梶村洋介
  • 学会等名: 電子情報通信学会2011年ソサイエティ大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌市)
  • 年月日: 2011-09-15
• [学会発表] 固有値分解を必要としない固有空間DOA推定法であるSUMWEの改善に関する一検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 杉本和人
  • 学会等名: 電子情報通信学会2011年ソサイエティ大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌市)
  • 年月日: 2011-09-15
• [学会発表] DOA Matrix法を用いた近傍波源位置推定の素子間隔に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 平野敬浩
  • 学会等名: 電子情報通信学会2011年ソサイエティ大会
  • 発表場所: 北海道大学(札幌市)
  • 年月日: 2011-09-15
• [学会発表] 時分割多重を用いる単一受信機によるアダプティブアレーのアナログ回路削減に関する検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 古賀健一
  • 学会等名: 電子情報通信学会アンテナ・伝播研究会
  • 発表場所: 大阪大学(豊中市)
  • 年月日: 2011-09-08
• [学会発表] QR分解を用いたMENSE法に基づく到来波数推定法の改善に関する検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 新村剛士
  • 学会等名: 電子情報通信学会2011総合大会
  • 発表場所: 東京都市大学(東京都)
  • 年月日: 2011-03-16
• [学会発表] MS法とHM・SAGEアルゴリズムを併用した任意形状平面アレーによる二次元DOA推定に関する一検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 石崎亮多
  • 学会等名: 電子情報通信学会2011総合大会
  • 発表場所: 東京都市大学(東京都)
  • 年月日: 2011-03-16
• [学会発表] DOA Estimation Using Adaptive Beamspace EM Algorithm (2010)
  • 著者名/発表者名: Masahiro Sato
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP2010)
  • 発表場所: Macao(China)
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] Array Configuration Conversion Method Using CSS Processing for DOA Estimation (2010)
  • 著者名/発表者名: Takuya Ohara
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP2010)
  • 発表場所: Macao(China)
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] A Consideration of Channel Capacity of Near-Field MIMO Using Parasitic Elements (2010)
  • 著者名/発表者名: Gen Matsui
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP2010)
  • 発表場所: Macao(China)
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] DOA Estimation Using Adaptive Beamspace EM Algorithm (2010)
  • 著者名/発表者名: Masahiro Sato
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP)2010
  • 発表場所: Macao, China
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] Array Configuration Conversion Method Using CSS Processing for DOA Estimation (2010)
  • 著者名/発表者名: Takuya Sato
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP)2010
  • 発表場所: Macao, China
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] A Consideration of Channel Capacity of Near-Field MIMO Using Parasitic Elements (2010)
  • 著者名/発表者名: Gen Matsui
  • 学会等名: International Symposium on Antennas and Propagation(ISAP)2010
  • 発表場所: Macao, China
  • 年月日: 2010-11-25
• [学会発表] ビームスペースEMアルゴリズムにおけるビーム更新に関する一検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐藤匡泰
  • 学会等名: 電子情報通信学会2010総合大会
  • 発表場所: 東北大学(仙台市)
  • 年月日: 2010-03-19
• [学会発表] 非探索型EM・SAGEアルゴリズムを用いた二次元DOA推定の一検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 石崎亮多
  • 学会等名: 電子情報通信学会2010総合大会
  • 発表場所: 東北大学(仙台市)
  • 年月日: 2010-03-19
• [学会発表] 到来波数推定法の判定プロセスに関する検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 新村剛士
  • 学会等名: 電子情報通信学会2009ソサイエティ大会
  • 発表場所: 新潟大学(新潟市)
  • 年月日: 2009-09-17
• [学会発表] DOA推定のためのCSS法を用いたアレーアンテナ校正法 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大原卓也
  • 学会等名: 電子情報通信学会2009ソサイエティ大会
  • 発表場所: 新潟大学(新潟市)
  • 年月日: 2009-09-17
• [学会発表] アダプティブビームスペースEMアルゴリズムを用いた電波到来方向推定の一検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 佐藤匡泰
  • 学会等名: 電子情報通信学会2009ソサイエティ大会
  • 発表場所: 新潟大学(新潟市)
  • 年月日: 2009-09-17