研究課題/領域番号 |
21360434
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
経塚 雄策 九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (80177948)
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研究分担者 |
大屋裕二 裕二 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (00150524)
胡 長洪 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (20274532)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 洋上風力発電 / セミサブ型浮体 / 六角形浮体 / 波浪強制力 / 係留力 / 模型実験 / 複合外力 / 数値シミュレーション / 流体力 / 実海域実験 / TLP係留 |
研究概要 |
本研究は、再生可能エネルギーの利用促進のために、六角形浮体を要素浮体として考え、それを多数連結することによって大規模洋上風力発電ファームとして構築することを最終目的として実施された。対象とする浮体の形式は、洋上風力発電のみを行うスパーブイ式浮体ではなく、デッキが存在し、海上において揺れが少ない安定したプラットホームであり、風力発電以外にも太陽光発電や波浪発電などが行え、さらには六角形の内水面を水産目的でも利用可能な浮体群である。要素浮体は、6本の円柱カラムで支えられる六角形浮体とし、浮体の流体力の計算は円柱カラム間の相互干渉理論によって効率的に行われた。浮体の安全性に関わる環境条件としては、風と波が複合的に作用するときの浮体に加わる流体力および動揺であるが、極限的な環境下においてそれらを考慮するために計算流体力学(CFD)を用いて予測可能とするためのツールの開発を行った。また、風車を搭載した大型の模型によって風と波が複合的に働く条件を水槽に作り実験を行った。最後に、博多湾において直径18mの六角形浮体を設置して海上風力発電を行うプロジェクトのための浮体の基本設計を行った。この浮体は、平成23年12月に完成し、現在、博多湾において1年間の予定で実証実験を行っている。
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