研究課題/領域番号 |
21380178
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀 正敏 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 准教授 (70211547)
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連携研究者 |
村田 幸久 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (40422365)
裏出 良博 (財)大阪バイオサイエンス研究所, 研究員 (10201360)
飯野 哲 福井大学, 医学部, 教授 (40242854)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2009年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 消化管 / マクロファージ / 漿膜中皮細胞 / 炎症 / 免疫 / LPS / nACh受容体 / 蠕動運動 / 奨膜中皮細胞 / プロスタグランジン / 平滑筋細胞 |
研究概要 |
本研究では、腹膜炎や術後イレウスなどの消化管管腔外からの侵襲による消化管炎症において、奨膜中皮細胞と奨膜直下や筋層間神経叢に分布する常在型マクロファージによる消化管粘膜免疫応答機構とは独立した免疫炎症応答機構の存在とその機構について解明した。漿膜中皮細胞と筋層部常在型マクロファージは、術後イレウスや腹膜炎において中心的役割を担って菌体成分を認識し炎症を惹起すること、それらの活性が消化管運動異常と深く関与すること、さらには、ニコチン性ACh受容体を介した抗炎症経路を持つことを世界に先駆けて明らかにした。
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