研究課題/領域番号 |
21390323
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
飯塚 一 旭川医科大学, 医学部, 教授 (90113513)
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研究分担者 |
山本 明美 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (30241441)
高橋 英俊 旭川医科大学, 医学部, 講師 (00216748)
本間 大 旭川医科大学, 医学部, 講師 (50344578)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 乾癬 / 表皮細胞 / 細胞内情報伝達 / ポドプラニン / IL-22 / 乾癬表皮細胞 / MAP kinase / STAT3 / Raf / podoplanin / corneodesmosin / corneodesosin |
研究概要 |
3次元培養系を用いて表皮細胞におけるpodoplaninの誘導がIL-22によりSTAT3依存性に引き起こされ、これが表皮細胞増殖と連動していることを示した。この培養系では顆粒層の消失と錯角化も認められ、乾癬表皮と類似の表現型を示している。Podoplaninは、創傷治癒表皮および乾癬表皮で、その発現が認められた。さらに表皮細胞のSTAT3依存性podoplanin発現は、乾癬表皮でも、顆粒層陰性のより細胞密度の上昇した表皮で陽性所見が得られること、また発現が表皮稜の下端に合致することも見出した。これは表皮幹細胞マーカーであるβ1インテグリン発現とちょうど逆パターンになっており、想定されるtransit amplifying cell(TA 細胞)の存在部位に合致している。
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