研究課題/領域番号 |
21390510
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
赤峰 昭文 九州大学, 歯学研究院, 教授 (00117053)
|
研究分担者 |
前田 英史 九州大学, 大学病院, 講師 (10284514)
和田 尚久 九州大学, 大学病院, 講師 (60380466)
友清 淳 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (20507777)
藤井 慎介 九州大学, 大学病院, 助教 (60452786)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2011年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
|
キーワード | 歯内療法学 / 未分化なヒト歯根膜細胞 / ヒト歯根膜細胞 / ハイドロキシアパタイト / 象牙質タンパク / 未分化な歯根膜細胞株 / 炭酸アパタイト / TGF-β1 / 歯根膜幹細胞 / 足場材 / 表面抗原 |
研究概要 |
歯根膜組織は、歯根を骨に結びつける線維性結合組織であり、歯の維持において重要な働きを有している。本研究課題では、骨縁下カリエスや重度の歯周病、外傷によって喪失した歯根膜組織を再生することを念頭に置いて、それに求められる幹細胞、形態形成因子、そして足場材について明らかにすることを目的とした。その結果、まず歯根膜幹細胞には、間葉系幹細胞と基本的に同等のマーカーの発現が重要であることが明らかになった。つぎに形態形成因子として、TGF-beta1、bFGF、bFGF/TGF-beta1連続刺激、NGF、GDNF、EGF、メカニカルストレス、Angiotensin II、Interleukin-11、そしてカルシウムが重要な因子であることが判明した。そして足場材として、カルシウムを含む材料やスーパーボンドのような樹脂製材に足場材としての有効性が認められた。
|