研究課題
基盤研究(B)
65歳以上の高齢者を対象に脳MRIと口腔内因子のデータベースを構築した。脳MRIから認知症の原因となる大脳白質病変をFazekas分類に従ってグレード化し、口腔内因子との関連について解析を行った結果、上顎歯数と大脳白質病変の間に有意な相関が認められ、特に上顎前歯との相関が強かった。しかし、下顎歯数との間には相関はみられなかった。脳MRIの再検査を行った被験者について、大脳白質病変の進行と口腔内状況の悪化との関連を分析したが、関連は認められなかった。
すべて 2011
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
日補綴会誌
巻: 3巻 ページ: 126-134
10029765795
巻: 3 ページ: 126-134