研究課題/領域番号 |
21401044
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
|
研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
関沢 まゆみ (2010-2011) 国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (00311134)
新谷 尚紀 (2009) 国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (80259986)
|
研究分担者 |
関沢 まゆみ 国立歴史民俗博物館, 研究部, 准教授 (00311134)
|
連携研究者 |
新谷 尚紀 國學院大學, 文学部, 教授 (80259986)
トーマス Pギル 明治学院大学, 国際学部, 教授 (50323655)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 民俗信仰 / 五月の木 / カトリック信仰 / 民俗分布 / A. V.ジェネップ / フランス / イギリス / 五月祭 / ヴァハージュ(Varages) / A.V.ジェネップ / サンテチエンヌ・ドゥ・ティネ(Saint-Etitnne-de-Tinee) / アイデンティティ / 観光化 / キュキュロン(Cucuron) / シュヴァル・ブロン(Cheval-Blanc) / 聖女チュール / パッドストーの木馬祭り / ヘルストンのヘーリー踊り / 豊穣祈願の道行き / 五月の女王 / パッドストーの木馬祭 / ヘルストン・ファーリー踊り |
研究概要 |
フランスではA. V.ジェネップの『フランス民俗学』(1949)に記述のある「五月の木」や「五月の女王」等の伝統行事の現在の伝承実態を追跡する調査を継続し、伝承が途絶えた例と維持されている例とが確認された。伝承維持の事例がプロヴァンス地方をはじめ計4カ所で確認され、その存否の背景に一定のリーダー的人物の関与が考察された。また伝承維持の力学の中に民俗信仰と聖人信仰との習合が認められた。一方、イギリス南西部においては現在も盛んに五月の木馬祭が行われており、観光化の促進という聖俗混淆の動態が英仏間で対比的にとらえられた。
|