研究課題/領域番号 |
21500306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経科学一般
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
有働 洋 九州大学, 大学院・理学研究院, 助教 (70363322)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | マウス / 脳 / 成長因子 / 神経新生 / 情動 / うつ / 気分障害 |
研究概要 |
本研究では、成長因子として血管内皮細胞増殖因子と線維芽細胞増殖因子に注目し、それらが神経新生と情動に与える影響について解析した。血管内皮細胞増殖因子は、神経新生を増加させ抗うつ・不安作用を示したが、これは脳内モノアミンの調節によるものと考えられた。一方、線維芽細胞増殖因子には記憶を向上させる傾向が見られたが、情動や神経新生に影響はなかった。共に神経幹細胞の増殖や分化に関わる因子であるが、成体脳の作用には差異があることが判明した。
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