研究課題/領域番号 |
21500402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 岡山理科大学 (2010-2011) 東北大学 (2009) |
研究代表者 |
松木 範明 岡山理科大学, 工学部, 教授 (90284520)
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研究分担者 |
石川 拓司 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (20313728)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | エレクトロポレーション / アポトーシス / 低電圧電気パルス / カスパーゼ / 膜透過性 |
研究概要 |
我々は、低電圧パルス電流を癌細胞に与えると、癌細胞の細胞膜に穴が開き、その後、癌細胞がアポトーシスと呼ばれる細胞死に至ることを発見した。今回の研究では、そのメカニズムとして、細胞内カルシウム濃度が上昇し、カスパーゼ酵素系が活性化することにより癌細胞がアポトーシスに至ることをつきとめた。一連の研究の過程より、現在、欧米などで試験的に行われている高電圧電気刺激(数百ボルト)に抗がん剤を組み合わせた治療法が、より安全な低電圧電気刺激(十数ボルト)で出来る可能性が示された。
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