研究課題/領域番号 |
21520833
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
出口 晶子 甲南大学, 文学部, 教授 (00268385)
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研究協力者 |
出口 正登 甲南大学, フィールド写真家, KOREC地域連携プロジェクトフィールド写真講座講師,船の建造と民俗の写真記録を担当
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 物質文化 / 木造船 / 船大工 / 博物館 / 文化財保存 / 観光 / 技術継承 / 生業 / 民俗文化 / 学校教育 / 文化財 / 民俗学 / 日本 / 観光行事 / 建造記録 / 海事史 |
研究概要 |
今、日本の木造船が危ない。伝統技術をもった船大工のほとんどが70代後半から80代となり、後継者が育たないまま、腕のある作り手が急激にいなくなっている。日本は世界のなかでも特色ある木造船文化を継承しながら、今、その文化が消えようとしているのである。本研究プロジェクトでは、この終焉期にある日本の船大工の暮らしの民俗と木造船の技術の現実に正面から向き合ってきた。現役船大工による木造船の建造工程や、船造りにかかわる諸職の暮らしを詳細に調査記録し、日本の木造船の技と文化を保存継承するための諸条件について実地に考察した。
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