研究課題/領域番号 |
21530120
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
太田 和宏 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 准教授 (00273748)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フィリピン / 市民社会 / 貧困 / NGO / 政治 / 民主主義 |
研究概要 |
市民団体、NGO等「市民社会団体」が社会運動、政治活動に積極的に関与するフィリピンでは、それが民主主義の推進者、担い手としての役割が強調され、学問的にも肯定的評価が与えられてきた。しかし、実際には市民社会団体が国家との関係を強める中で要求を政策に反映させることが可能になった半面、伝統的エリートによる政治支配構造に取り込まれる側面もみせ、むしろフィリピン社会全体の保守化の背景ともなった。こうした状況を主として貧困問題、社会政策に焦点を当てて分析をしたものが本研究である。
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