研究課題/領域番号 |
21530270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
片桐 昭司 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (30274418)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 経済発展 / 不平等 / 所得格差 / 情報通信技術(ICT) / 研究開発(R&D) / 技術進歩 / 内生的経済成長 / 研究開発(R & D) |
研究概要 |
ICTの進展を技術の履行水準の向上と捉え、履行水準とS字型の履行曲線との関連を包含するモデルを構築した。その結果、技術の履行水準に関する学習率のパラメータが大きければ、定常状態の潜在的な生産性の成長率は低くなること、その履行曲線の形状は所得の不平等にも影響を与えることが得られた。さらに実証分析である動学パネル分析や重回帰分析を通じて、1990年代以降、世界的な所得格差の拡大がみられ、ICTの進展は所得の不平等を拡大させているという結果を得た。
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