研究課題/領域番号 |
21530759
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
一谷 幸男 筑波大学, 人間系, 教授 (80176289)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 空間記憶 / 作業記憶 / 海馬 / 前頭前野 / グルタミン酸受容体 / ラット |
研究概要 |
ラットの空間的作業記憶における海馬および前頭前野の役割について調べるため、主としてグルタミン酸NMDA受容体の役割に注目し、行動薬理学的方法を用いて受容体拮抗薬脳内投与の効果を検討した。背側海馬へのNMDA受容体拮抗薬投与はラットの放射状迷路行動や遅延挿入放射状迷路行動を顕著に阻害することがすでに知られてきたが、腹側海馬への投与、内側前頭前野への投与が、これらの学習行動の遂行を阻害することが明らかとなった。また同受容体の部分作用薬末梢投与は、自発的物体位置再認テストでの遂行に対して促進的な効果を及ぼすことが明らかとなった。空間的作業記憶において、海馬-前頭前野系のNMDA受容体が重要な役割を果たしていることが示唆される。
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