研究課題
基盤研究(C)
ADHD(注意欠陥多動性障害)は不注意・衝動性・多動性を主症状とする発達障害であり、DAT過剰等の神経基盤が想定されている。薬物療法とオペラント療法による療育が有用であるが、両効果の体系的な関係性は明確ではない。本研究はELマウスを新しい動物モデルとして提唱し、2種の異なる衝動性とミスマッチ陰性電位様反応を新しいADHD指標として提唱した。この系を用いて、治療薬とオペラント療法の適切な組合せを発見した。さらに、モデル動物の大脳において注意が生じる前の過程からすでに認知的不全が惹起されていることを見いだした。
すべて 2011 2010 2009
すべて 学会発表 (23件)