研究課題/領域番号 |
21540256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
近藤 慶一 千葉大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60183042)
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研究分担者 |
柴田 章博 高エネルギー加速器研究機構, 計算科学研究センター, 研究機関講師 (30290852)
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連携研究者 |
加藤 加藤 福井工業高等専門学校, 准教授 (50342564)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | クォーク閉じ込め / ヤン・ミルズ理論 / 磁気単極子 / インスタントン / メロン / カラー閉じ込め / グルーボール / 質量ギャップ / 非線形変数変換 |
研究概要 |
研究成果の概要(和文):クォーク閉じ込めの双対超伝導描像において必要不可欠な磁気的モノポールをゲージ不変に見出すための解析的及び数値的手法を確立し,それに基づいて磁気的モノポールに関する新たな知見を得た。インスタントンは閉じ込めに寄与しないとする従来の見方に反して,4次元SU(2) ヤン・ミルズ理論ではJackiw-Nohl-Rebbi型の2インスタントンを起源としてループ状の磁気的モノポールが生じることを発見すると同時に,その極限として得られる't Hooft型の2インスタントンや1インスタントンからはそれが生じない理由も明確にした。また,SU(3) ヤン・ミルズ理論では,従来の可換射影とは異なる,U(2)に基づく非可換磁気モノポールが閉じ込めに支配的な役割を果たしていることを示した。
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