研究課題/領域番号 |
21560448
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
小島 史男 神戸大学, 自然科学系先端融合研究環重点研究部, 教授 (70234763)
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研究分担者 |
小林 太 神戸大学, 大学院・システム情報学研究科, 准教授 (50314042)
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連携研究者 |
菊池 弘昭 岩手大学, 工学部, 准教授 (30344617)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 計測工学 / 信号解析 / 非破壊検査 / 磁性 / システム工学 / 状態監視 / 格子欠陥 / 長寿命化 |
研究概要 |
強磁性材料の磁気特性は,材料の内部組織や応力状態の変化に極めて敏感に反応することが知られている.本研究においては,強磁性材料の磁気計測によって経年劣化傾向監視を行う非破壊評価システムの研究開発を実施した.炭素鋼で作成された応力負荷試験材料のバルクハウゼンノイズ(BHN)と保磁力を測定し,材料の経時変化と磁気特性の相関関係を導出した. BHN出力と保磁力の経年変化に関する特性曲線を導出し,その特徴抽出をファジィルールによって記述し,実験データを用いて経年劣化診断の有効性が確認できた.この成果により,従来から知られていた劣化事象と磁性の特性変化を磁気計測技術により取得し,計算知能にもとづくシミュレーション技術を援用することで劣化の傾向監視の可能性を示すことができた.
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