研究課題/領域番号 |
21560497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
岩下 和義 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40203377)
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研究分担者 |
谷山 尚 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (80236710)
齊藤 正人 (齋藤 正人) 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (40334156)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 耐震構造 / アドベ / 補強 / 耐震性 / 組構造 |
研究概要 |
アドベ構造の強度向上と亀裂が生じた後の靭性確保の2点を両立させるために、短繊維で補強した漆喰の使用と繊維ネットによる外的補強とを組み合わせる工法について検討した。はりの静的曲げ試験と繊維ネット引抜き試験を行い、これらの結果を元に組構造の降伏及び終局時の耐震性能を評価する簡易な評価式を提案した。この結果、繊維ネットは素材ごとの違いがあっても断面寸法を確保すれば十分な強度を有すること、繊維補強漆喰はネット素材固定効果を有するが終局時まで抜けずに耐えるのには不十分であること、改善のためには壁等を貫通する針金等の固定具を使えばいいことという結論を得た。
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