鋼構造柱粱接合部段違いパネルの崩壊機構に及ぼす種々の影響

• 研究課題/領域番号: 21560589
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 建築構造・材料
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 桑原 進 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10243172)
• 研究分担者: 向出 静司 大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教 (20423204)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: 建築鋼構造学 / 柱梁接合部パネル / 段違いパネル / 塑性解析 / 繰り返し載荷 / パネル耐力 / 崩壊機構 / 梁せい / 建築鋼構造 / FEM解析 / パネル耐力式 / 繰返し載荷

研究概要

一般に左右の梁せいが等しく,フランジ位置がそろった標準的な柱梁接合部パネルが多く用いられるが,機能上の要求や鉄骨重量の軽減目的により,左右の梁において梁せいやフランジ位置が異なる接合部が存在する.このようなパネルを段違いパネルと称する.段違いパネルには複数の崩壊機構が存在する.本論では塑性解析法に基づいて各崩壊機構形成時の耐力算定式を提案すると共に,耐力式のパラメトリック計算により,パネル耐力に及ぼす諸変数の影響を検討している.得られた結果より柱・パネルの断面形状に応じて,設計時に検討すべき崩壊機構が明らかとなった.

研究成果

• [雑誌論文] 片側梁のフランジが他方の内側に位置する段違いパネルの崩壊性状 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木悠史, 桑原進
  • 雑誌名: 日本鋼構造協会鋼構造年次論文報告集 巻: 第19巻 ページ: 291-298
  • 査読あり
• [雑誌論文] 片側梁のフランシ・か・他方の内側に位置する段違いハ・ネルの崩壊性状 (2011)
  • 著者名/発表者名: 鈴木悠史, 桑原進
  • 雑誌名: 鋼構造年次論文報告集 巻: 第19巻
  • 査読あり
• [雑誌論文] 諸変数が鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 桑原進, 一瀬明子, 鈴木悠史
  • 雑誌名: 日本鋼構造協会鋼構造年次論文報告集 巻: 第18巻 ページ: 291-298
  • 査読あり
• [雑誌論文] 諸変数が鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 桑原進, 一瀬明子, 鈴木悠史
  • 雑誌名: 日本鋼構造協会 鋼構造年次論文集 巻: Vol.57B ページ: 291-298
  • 査読あり
• [学会発表] 諸変数が鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状に及ぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 桑原進
  • 学会等名: 日本鋼構造協会鋼構造シンポジウム2011
  • 発表場所: 東京都
  • 年月日: 2011-11-17
• [学会発表] 諸変数か・鋼構造柱梁接合部段違いハ・ネルの崩壊性状に及ほ・す影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 桑原進
  • 学会等名: 日本鋼構造協会鋼構造シンポジウム2012
  • 発表場所: 東京都有明ファッションタウンビル(招待講演)
  • 年月日: 2011-11-17
• [学会発表] 左右の梁せいが異なる鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状 その1崩壊機構Dの提案およびFEM解析による検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 鈴木悠史, 桑原進, 一瀬明子
  • 学会等名: 日本建築学会大会
  • 発表場所: 富山市
  • 年月日: 2010-09-10
• [学会発表] 左右の梁せいが異なる鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状 その2パラメトリックな計算による各種パラメータの影響の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 二瀬明子, 桑原進, 鈴木悠史
  • 学会等名: 日本建築学会大会
  • 発表場所: 富山市
  • 年月日: 2010-09-10
• [学会発表] 左右の梁せいが異なる鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状その1崩壊機構Dの提案およびFEM解析による検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 鈴木悠史, 桑原進, 一瀬明子
  • 学会等名: 日本建築学会大会
  • 発表場所: 富山市
  • 年月日: 2010-09-09
• [学会発表] 左右の梁せいが異なる鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状その2パラメトリックな計算による各種パラメータの影響の検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 一瀬明子, 桑原進, 鈴木悠史
  • 学会等名: 日本建築学会大会
  • 発表場所: 富山市
  • 年月日: 2010-09-09
• [学会発表] 各種変数が鋼構造柱梁接合部段違いパネルの崩壊性状に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 一瀬明子, 桑原進, 鈴木悠史
  • 学会等名: 日本建築学会近畿支部研究報告
  • 発表場所: 大阪市
  • 年月日: 2010-06-20
• [図書] 鋼構造接合部設計指針 (2012)
  • 著者名/発表者名: 桑原進(共著)
  • 出版者: 日本建築学会