昭和56年以前の木造住宅を対象とした居住者体験型簡易耐震診断法に関する研究

• 研究課題/領域番号: 21560605
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 建築構造・材料
• 研究機関: 豊田工業高等専門学校
• 研究代表者: 今岡 克也 豊田工業高等専門学校, 建築学科, 教授 (20193667)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
• キーワード: 耐震診断 / 木造住宅 / 固有振動数 / ねじれ振動 / 水平起振実験 / 人力起振実験 / 共振加振 / 耐震補強

研究概要

この研究では木造住宅の居住者体験型簡易耐震診断法を確立させるために100棟以上の耐震診断結果のある木造住宅を対象にして水平加振実験を行って固有振動数やねじれ振幅率などを耐震診断数値と比較・検討を行った。その結果, 1階に対する2階の面積比が50%以上の場合には,固有振動数が1階の構造評点と良い相関があることが判明した。また,住宅の重心軸上で水平起振器を設置できる場合には,ねじれ振動を正確に励起させることができるので,ねじれ振幅率が1階の偏心率と良い相関があることが判明した。

研究成果

• [雑誌論文] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の体感型耐震診断法に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也,岩崎雅士,梅村一貴,加納亮汰
  • 雑誌名: 豊田工業高等専門学校研究紀要 巻: 第44号 ページ: 61-68
  • NAID: 110009277989
• [学会発表] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の動的耐震診断法に関する研究 (2012)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也,岩崎雅士,梅村一貴,加納亮汰
  • 学会等名: 日本建築学会東海支部研究発表会
• [学会発表] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の体験型耐震診断法に関する研究(その1)固有振動数と1階構造評点との関係 (2011)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也, 他1名
  • 学会等名: 日本建築学会
  • 発表場所: 日本建築学会大会学研究発表会(早稲田大学)
  • 年月日: 2011-08-23
• [学会発表] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の体験型耐震診断法に関する研究(その2)ねじれ振幅率と偏心率との関係 (2011)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也, 他1名
  • 学会等名: 日本建築学会
  • 発表場所: 日本建築学会大会学研究発表会(早稲田大学)
  • 年月日: 2011-08-23
• [学会発表] 居住者体験型の木造2階建住宅の動的耐震診断法に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也
  • 学会等名: 日本建築学会
  • 発表場所: 日本建築学会東海支部学術研究発表会
  • 年月日: 2011-02-19
• [学会発表] 居住者体験型の木造2階建住宅の動的耐震診断法に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也,梅村純平,高橋智也
  • 学会等名: 日本建築学会東海支部研究発表会
• [学会発表] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の体験型耐震診断法に関する研究(その1)固有振動数と1階構造評点との関係 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岩崎雅士,今岡克也
  • 学会等名: 日本建築学会大会学術研究発表会
• [学会発表] 水平起振器を用いた木造2階建住宅の体験型耐震診断法に関する研究(その2)ねじれ振幅率と偏心率との関係 (2011)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也,岩崎雅士
  • 学会等名: 日本建築学会大会学術研究発表会
• [学会発表] 新潟県中越沖地震の建物被害率と微動特性との関係 (2010)
  • 著者名/発表者名: 今岡克也
  • 学会等名: 日本建築学会
  • 発表場所: 日本建築学会東海支部学術研究発表会
  • 年月日: 2010-02-21