研究課題
基盤研究(C)
水耕した水稲とトウモロコシについて暗呼吸により放出されるCO2の炭素同位体組成(δ13C)を切断した器官別に調べた。水稲では器官間で有意に異なる呼吸δ13Cが認められた。すなわち呼吸δ13Cは根においてもっとも高く,その他の器官(栄養生長期では地上部,生殖生長期では成熟葉と穂)では有意に低かった。この傾向は窒素栄養により影響を受けなかった。いっぽうトウモロコシでは器官間の呼吸δ13Cに有意な差は認められなかった。
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作物学用語事典(養賢堂)
ページ: 288-293