研究課題/領域番号 |
21580168
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
田村 基 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所・食品機能研究領域, 上席研究員 (70353943)
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研究分担者 |
中川 博之 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品総合研究所・食品安全研究領域, 主任研究員 (30308192)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | エコール / 腸内フローラ / ダイゼイン / エストロゲン / マウス / β-エストロラジオール / エストロン / 脂質代謝 / βエストラジオール |
研究概要 |
エコールは消化管内で腸内フローラ(腸内細菌叢)の作用によって、大豆イソフラボンの一つダイゼインから生産される。エコールは、種々の機能性を有している。本研究では、エコール生産性腸内細菌をエストリオール、エストロン、βエストラジオールとin vitroで嫌気培養し、エコール生産性腸内細菌がβ-エストラジオールからエストロンへの代謝性が強いことを初めて明らかにした。エコール生産性腸内細菌のマウスへの投与は、0.05%ダイゼイン-10%ラード食を給餌したマウスの脂質代謝や糞便の胆汁酸濃度に影響を及ぼすことも見出した。また、エコール生産性腸内細菌を投与したマウスは、エコール菌を投与していないマウスに比べて尿中のβ-エストラジオールが低値を示すことを見出した。
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