研究課題/領域番号 |
21590637
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
山田 俊幸 自治医科大学, 医学部, 教授 (50211636)
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研究分担者 |
佐藤 純司 自治医科大学, 医学部, 研究員 (90536301)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 臨床化学 / アミロイドーシス / 血清アミロイドA / 表面プラズモン共鳴 / 自己抗体 |
研究概要 |
関節リウマチの主要合併症であるAAアミロイドーシスの診断ツールとして、患者血清中に出現する可能性のある抗アミロイド抗体を検出する系を確立することを目的とした。方法論として弱い抗原抗体反応を検出できる表面プラズモン共鳴解析(Biacore)を用いた。モデル系の構築のため、アミロイド成分のSAAに反応するモノクロナル抗体をマウスおよびヒトへ反応するものとしてそれぞれ作製した。特に抗ヒトSAA抗体はアミロイド化して切断されたSAA断端に反応するもので、その特異性は今後の研究に大いに応用が期待されるものであった。Biacoreによる抗アミロイド抗体の検出系構築のため、Biacoreのセンサーチップへの抗原の結合条件、そのための抗原の可溶化条件の検討を行った。最終的な反応工程として、センサーチップに抗体を固定化し、可溶化したアミロイド抽出物をトラップさせ、試料血清、抗免疫グロブリン抗体の順に反応させた。試料に抗アミロイド抗体を用いたときはレスポンスが確認されたが、トライアルに応用した患者血清では充分なレスポンスが得られず、感度の向上が課題となった。
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