研究課題/領域番号 |
21590956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
岩井 将 愛媛大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (00184854)
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研究分担者 |
堀内 正嗣 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40150338)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 動脈硬化 / アンジオテンシン / 受容体 / インスリン抵抗性 / 脂肪組織 / アンジオテンシンII / コレステロール / メタボリック症候群 / AT1受容体 / AT2受容体 / 代謝異常 / 胆汁 / 膵臓 / 炎症反応 / 酸化ストレス |
研究概要 |
我々は、動脈硬化モデルであるApoEKOマウスとAT2KOマウスを交配させることにより作製したAT2/ApoEKOマウスを用い、これらのマウスにおける動脈硬化性病変や脂肪組織変化をAT2受容体機能に注目して解析した。AT2/ApoEKOマウスでは、ApoEKOマウスに比べて、動脈硬化性病変の増強、血中コレステロール濃度の上昇に加え、脂肪組織では重量増加、脂肪細胞肥大化が認められ、脂肪細胞分化関連因子またインスリンシグナル関連因子、グルコース輸送タンパクの発現が低下した。さらに、胆汁中へのコレステロール排泄も低下した。これらの結果から、AT2受容体の刺激が、脂肪細胞機能の改善やコレステロール代謝の改善をもたらし、メタボリック症候群などの代謝疾患の治療に有用である可能性が示唆された。
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