研究課題
基盤研究(C)
腎不全への進行リスク群である慢性腎臓病は8人に1人の頻度であり、疾病対策は国民健康の大きな課題となっている。尿細管間質は糸球体と同等に慢性腎臓病の腎機能予後を左右する主要病変であるが、その病初期は尿蛋白など臨床所見に乏しいため、見逃されることが多い。したがって尿細管間質障害の早期治療や予防を推進するためには、病変を鋭敏に反映する疾患マーカーや疾患リスク因子の理解を深めることが必須である。そこで本研究は、腎間質障害発症に関わる未知の分子群を明らかにするため、優性遺伝様式で尿細管間質炎が集積する家系の疾患遺伝子の探索を試みた。ゲノムワイド連鎖解析と全エクソーム解析を組み合わすことにより、候補遺伝子の探査過程を大幅に効率化できた。最終的に疾患感受性遺伝子の候補を2つに絞りこみ、生物学的意義づけを行っている。
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