研究課題
基盤研究(C)
動脈管においてプロスタグランジンE(PGE)はアデニル酸シクラーゼ(AC)を介し血管拡張およびヒアルロン酸(HA)に基づく内膜肥厚の作用を及ぼしている。本研究ではAC6によりHA産生が亢進し、AC2でその作用が抑制される事を明らかにした。AC2/6刺激薬であるFD1は、内膜肥厚を生じずにPGEよりも長時間の動脈管拡張作用を示した。FD1は現在の治療薬であるPGEにとって変わる新しい動脈管治療薬となる可能性がある。
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