研究課題
基盤研究(C)
化学療法による認知機能障害の機序を検討するため、パクリタキセル(Px)、フルオロウラシル(5-FU)、シクロフォスファミド(CPA)を用いて、神経系細胞(SY5Y細胞、SK-N-SH細胞)への毒性及び小胞体ストレス(ER stress)との関連性を検討した。Pxと5-FU負荷では濃度依存的に毒性が確認されたがCPAでは明らかではなかった。またPxと5FU負荷ではリン酸化eIF2α及びGRP78/ 94の誘導が認められた。さらにBip inducer X(BIX)にてこれらの細胞を前処理し、同様の負荷を行ったところ、Pxでは神経毒性が有意に減じていた。今回の結果は、Pxによる神経毒性にはER stressが一部関与し、その神経毒性はBIXにより予防できる可能性が示唆された。
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