研究課題/領域番号 |
21591566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
冨口 静二 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (20172182)
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連携研究者 |
古嶋 昭博 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 准教授 (20161903)
白石 慎哉 熊本大学, 助教 (50433008)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 虚血性心疾患 / SPECT/CT / 減弱補正 / 散乱線補正 / 分解能補正 / 空間分解能補正 / 拡張期変換画像 / SPECT / CT |
研究概要 |
スペクト複合撮像システムの虚血性心疾患における有用性をファントムおよび臨床例で検討した。ファントム実験では、減弱・散乱線および分解能補正全てを施行することで、均一性、コントラストおよび絶対カウント推定が補正なしに比べ改善した。臨床例では、減弱・散乱線・分解能補正を加えることで冠動脈病変の検出感度が向上した。しかし、特異度は、右冠動脈領域では向上したが、前下行枝領域では低下した。また、拡張期変換画像を用いることで、特異度の低下は改善する可能性が示唆された。心筋摂取率による定量評価では、心筋血流予備能低下群の診断に有用な可能性は示唆された。しかし、今後多数例での評価も必要と考えられた。
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