研究課題/領域番号 |
21591705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
衛藤 剛 大分大学, 医学部, 講師 (00404369)
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研究分担者 |
白下 英史 大分大学, 医学部, 助教 (50596955)
白石 憲男 大分大学, 医学部, 教授 (20271132)
西園 晃 大分大学, 医学部, 教授 (70218155)
北野 正剛 大分大学, 学長 (90169871)
安田 一弘 大分大学, 医学部, 講師 (70325710)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | レオウイルス / 腹膜転移診断 / 蛍光プローブ / 腹膜転移 |
研究概要 |
胃癌、膵癌では腹膜転移の頻度が高いため、治療法選択には正確な腹膜転移診断が必要不可欠である。しかし現在用いられている検査法による腹膜転移診断の正診率は約20-50%といまだ低いため、癌特異的でかつ正確な腹膜転移診断法の確立が急務である。そこで本研究では、癌特異的に感染・増殖する制限増殖型レオウイルスを利用し、腹膜転移の新しい診断法の開発、すなわち新しいトレーサーの開発を行ってきた。23年度は継続してレオウイルスに蛍光プローブを付加する実験を行った。 ウイルスはレオウイルスserotype 3を用い、Alexa Fluor 488, carboxylic acid succinimidyl esterをヒト胃癌細胞株MKN45Pに付加した。その後Alexa Fluor 488-labeledレオウイルスの感染効果(CPE ; cell count法、形態変化)を検討した。これまでの結果として、Alexa Fluor 488-labeledレオウイルスのCPEを認め、感染細胞に蛍光を認めた。さらに抗腫瘍効果も認め臨床応用への展開が期待された。
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