研究課題/領域番号 |
21592036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
布施 秀樹 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (40143292)
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研究分担者 |
保田 賢司 富山大学, 大学病院, 助教 (20401854)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 腫瘍学 / 癌 / HAI-1 / 転移・浸潤 / HGF / 前立腺 / HGF関連因子 |
研究概要 |
HGF(hepatocyte growth factor)の活性化に関与していると考えられているhepatocyte growth factor activator(HGFA)の抑制因子の一つであるHGFA inhibitor type 1(HAI-1)の前立腺癌における発現を検討した。免疫組織学的な検討でHAI-1は、前立腺腺上皮細胞で発現しており間質細胞には発現していなかった。生検組織を用いた検討で正常細胞の腺上皮や癌細胞の腺上皮で染色されたが一部の症例においては染色されない例も認めた。染色強度を陰性、弱陽性、陽性、強陽性に分類し病理組織学的因子別に比較検討を行った。生検で癌を認めなかった症例と癌を認めた症例を比較したところ癌症例で有意に発現強度は亢進していた。癌症例の検討では、その病期によって差は認めなかった。しかし去勢抵抗性となった症例では、未治療の転移性前立腺癌症例よりその発現強度が有意に低いことを明らかにした。
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