研究課題/領域番号 |
21592373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
須澤 徹夫 昭和大学, 歯学部, 講師 (60271285)
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研究分担者 |
宮本 洋一 昭和大学, 歯学部, 准教授 (20295132)
高見 正道 昭和大学, 歯学部, 講師 (80307058)
山田 篤 昭和大学, 歯学部, 講師 (50407558)
中村 雅典 昭和大学, 歯学部, 教授 (50180394)
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連携研究者 |
大隅 典子 東北大学, 医学系・研究科, 教授 (00220343)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経堤細胞 / 毛包 / 口腔粘膜 / 鼻甲介 / 象牙芽細胞 / 骨芽細胞 / 歯胚再生 / 神経提細胞 / PO-Cre/CAG-CAT-EGFP / 硬組織再生 / PO-Cre/CAG-CAT-EGFPマウス / PO-Cre / CAG-CAT-EGFPマウス |
研究概要 |
神経堤細胞は成体各所に潜伏し、一部多分化能を有することから、再生医療への応用が期待されている。本研究では成体から採取可能な細胞ソースを用いた歯胚再生を目標とし、神経堤に由来する細胞を標識できる、P0-Cre/CAG-CAT-EGFP成体マウスを用いて、口腔顎顔面部における神経堤由来細胞の分布と、神経堤由来細胞の細胞増殖ならびに分化能について検討した。成体内の分布について検索したところ、毛包、口腔粘膜、鼻甲介に高密度で局在していた。毛包あるいは口腔粘膜から純化した神経堤由来細胞を、低付着プレート上で培養すると、spheroidを形成し細胞増殖は促進された。培養条件によって毛包あるいは口腔粘膜の神経堤由来細胞は、骨芽細胞様細胞や、象牙芽細胞様細胞へと分化することが明らかになった。本研究結果から、毛包や口腔粘膜など成体から低侵襲で採取できる神経堤由来細胞を細胞ソースとした、象牙質や骨を含む硬組織再生の可能性が示唆された。さらに、神経堤由来細胞が歯胚再生における、歯原性間葉系細胞の供給源になりうることが示された。
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