研究課題/領域番号 |
21652033
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
柏木 治 関西大学, 文学部, 教授 (10214298)
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研究分担者 |
浜本 隆志 関西大学, 文学部, 教授 (40103387)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 19世紀フランス文学 / 人種論 / 初期人類学 / オリエンタリズム / 植民地イデオロギー / 骨相学 / 黒人表象 / 東方通詞 / 人種理論 / ジェンダー / 混血 / トルコ / 人類学 / 奴隷制 / 多文化共生 |
研究概要 |
本研究では当初の目的に沿って、フランスを中心とする近代ヨーロッパ文学およびその周辺テクストを、「人種」をキーワードとして読み解き、初期人類学や博物学などの「学」が成立していく過程で、「人種」概念がどのように「科学的」ディスクールとして編み込まれていくかを検証した。また、そうした「人種」概念が、実際に「黒人」や「東方」といった他者表象にどのような影響を与えたかについて論考を加えた。さらに植民地における人種混淆の問題、「人間観察家協会」やその他の科学者団体の文化的位置、それらと文学者の関係についても基礎的な研究を行った。
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