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ユニバーサルアクセス時代の日本における高大接続の再定義

研究課題

研究課題/領域番号 21653080
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関独立行政法人大学入試センター

研究代表者

荒井 克弘  独立行政法人大学入試センター, 入学者選抜研究機構, 教授 (90133610)

研究分担者 木村 拓也  長崎大学, アドミッションセンター, 准教授 (40452304)
研究期間 (年度) 2009 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2009年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード高大接続 / 高校 / 大学 / 日本 / 再定義 / アンケート調査 / 大学入試 / 担任
研究概要

本研究は、2000年代の日本において「高校と大学の接続」(以下「高大接続」と略す)が、1980年代から1990年代の流れとは大きく異なる新しい仕方で再定義されるようになったという現象に着目し、それがどのような要因によっているのか、また今後どのような仕方で再定義されるべきであるかという課題について、A)実証的かつB)理論的な研究によって検討することを目的としている(「研究の目的」)。
A(「研究実施計画」のA)については、現在の日本の大学入試が、高校及び大学で必要とされる「能力・技能」との関係でどのような特徴をもっているかについて、高校三年生の担任を対象として全国の高校から半数を抽出し意識調査を昨年度実施した(同じくA2)。本年度は、まず年度初めには(1)予備的な分析を行って報告し合い、それに基づき分析の分担を決めた。年度途中ではそれにもとづき本格的な分析を加え、(2)九月には日本教育社会学会第62回大会で報告を行った。さらにそのときの質疑応答をふまえ、(3)年度末には現時点での分析をまとめた「第一次報告書」を作成し、回答に協力してくれた高校宛に送付した。この(1)(2)(3)の作業により、上記の目的を一定の範囲で達成するとともに、その成果を協力校に還元することができた。
Bについては、以上の分析作業を行う中で、本研究会で今回科研以前に実施してきた研究成果を理論的に整理した。このことは、制度比較調査を中心に進めてきたこれまでの調査と今回アンケート調査の分析結果を接続し、今回の分析結果のより広い意味を解釈する上で重要な意味をもった。
以上の作業をすすめるため、四月に一回、八月に二回、九月に二回、一月に一回、計六回の研究会を実施した。

報告書

(2件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] ユニバーサルアクセス時代の日本における大学入学者選抜の方向性について-制度比較調査と高三担任調査にもとづいて-2010

    • 著者名/発表者名
      腰越滋・中島英博・尾中文哉
    • 学会等名
      日本教育社会学会第62回大会
    • 発表場所
      関西大学
    • 年月日
      2010-09-19
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書
  • [図書] 高校教育の現状と大学入試等に関する調査[第一次報告書]2011

    • 著者名/発表者名
      荒井克弘編
    • 総ページ数
      62
    • 出版者
      大学入試センター
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2009-04-01   更新日: 2016-04-21  

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