研究課題/領域番号 |
21659146
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
植木 美鈴 福井大学, 医学部, 助手 (00165656)
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連携研究者 |
安田 年博 福井大学, 医学部, 教授 (80175645)
飯田 礼子 福井大学, 医学部, 准教授 (40139788)
河合 康幸 金沢医科大学, 医学部, 准教授 (40324157)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,490千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 心筋虚血 / DNase I / 診断マーカー / SNP / DNase family / 遺伝子型-活性相関 / deoxyribonuclease I / 非ST上昇型急性心筋梗塞 / 不安定狭心症 / 一過性心筋虚血 / deoxyribonuclease I-like 3 / deoxyribonuclease II / 集団調査 / 急性冠症候群 / 低酸素応答 |
研究概要 |
血清DNase Iを一過性心筋虚血の"診断マーカー"として利用するための基礎的・臨床的研究を行い、以下の成果を得た。(1)従来の診断マーカーが利用できない不安定狭心症や非ST上昇型心筋梗塞の急性期において血清DNase Iは高い診断率を示した。血清DNase Iは一過性心筋虚血を惹起するこれら疾患の胸痛発作後の有効な早期診断マーカーとなることが期待できる。(2) DNase I遺伝子の低酸素応答が心筋虚血に伴う血清DNase Iの一過的上昇に関与する。(3) DNase IおよびI-like 3遺伝子内の非同義置換型SNPには酵素活性の消失を引き起こすアレルが分布し、これらアレルは自己免疫疾患の疾患感受性遺伝子となることが示唆された。
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