研究課題/領域番号 |
21659415
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
橋本 悟 京都府立医科大学, 医学研究科, 准教授 (90167578)
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研究分担者 |
天谷 文昌 京都府立医科大学, 医学研究科, 講師 (60347466)
橋本 壮志 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (60515279)
松山 広樹 京都府立医科大学, 医学研究科, 助教 (80515289)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 急性肺障害 |
研究概要 |
肺組織におけるヒストンアセチル化のターゲットの検索 肺障害モデルとして、マウスに経気管的にリポポリサッカライド(LPS)を投与し、その後生じる肺損傷の程度を乾湿重量比、アルブミン漏出試験ならびに組織化学的手法で評価した。LPSの投与は乾湿重量比ならびにアルブミン漏出量を増加させ、組織化学的には肺胞間質組織への炎症細胞の浸潤が認められた。ヒストンアセチル化のターゲットとして、組織エンドペプチダーゼの一種NEPを想定し、肺における活性を測定した。NEP活性とNEP発現量はいずれもLPS投与肺において減少し、LPSによる組織炎症がNEPの発現量を変化させることが明らかとなった。今後ヒストンアセチル化酵素阻害剤を肺内投与し、NEP活性がどのように変化するのかを検討したい。
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