研究課題
若手研究(A)
タンパク質一分子の構造ダイナミクスとそれに共役した化学反応の同時観察に向けて、高速原子間力顕微鏡(高速AFM)と全反射蛍光顕微鏡の同時観察可能な複合装置の開発を行った。AFM本体の小型化と光学トラッキングにより光学顕微鏡に搭載可能なスタンドアロン型高速AFMの試作機を製作した。この装置でGroELを3frames/s(fps)のフレームレートで高速AFMイメージングできた。さらに、高速AFMと蛍光顕微鏡で直径40nmの蛍光性ビーズを同視野観察できることを確認した。また、高速AFMによる細胞およびバクテリア観察に向けた広範囲走査可能なスキャナーを試作した。テコ法による変位拡大機構とアクティブダンピング法による振動制御を行った結果、40μmの走査範囲を観察できるようになった。これを枯草菌の溶菌過程の観察に適用し、枯草菌の表面がリゾチームにより破壊されていく様子を観察することに成功した。
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