配分額 *注記 |
23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
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研究概要 |
本研究の目的は高い対称性を持った強相関f電子系における多極子の関与する物性を主に中性子散乱実験により明らかにすることである。多極子秩序を示す典型物質(Ce,La)B^6の極低温非弾性中性子散乱実験を試みているが、測定試料の冷却トラブルのため残念ながら現時点ではこの実験に成功していない。しかし、この系の常磁性相での動的状態について予備的データは得ることができた。一方、多極子が関与していると考えられている強相関5f電子系の典型物質U(Ru,Rh)^2Si^2において、未解明であったその磁場誘起秩序相の磁気構造が強磁場中性子回折実験により明らかになった。
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