研究概要 |
当研究は,タッチパネルが当り前に様々な機器に組み込まれ,最も普及した触角デバイスとなる未来予想を前提に,晴眼者を対象とした各種マルチメディアコンテンツに容易に追加可能な,「タッチパネルをなぞることによる全盲をも含む視覚障害者への情報補償技術」を提案することを目的に,2009年度~2010年度に実施された.視覚障害者が図形と対応した音をタッチパネルを触れながら探すことによって図形の認識を行うというシンプルな方法を基礎に,視覚障害者のタッチパネル利用,図形認識に関する認知特性に適した図形と音との対応の工夫に関する基礎研究が行われた.
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