セントラルコマンドがレジスタンス運動時の内分泌応答に及ぼす影響

• 研究課題/領域番号: 21700661
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: スポーツ科学
• 研究機関: 立命館大学 (2010); 早稲田大学 (2009)
• 研究代表者: 後藤 一成 立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (60508258)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: レジスタンス運動 / 同化ホルモン / 異化ホルモン / 血中乳酸 / フィードバック / 乳酸 / 最大筋力 / セントラルコマンド / 筋代謝物

研究概要

本研究では、レジスタンス運動時における同化ホルモンと異化ホルモンの分泌亢進に対する中枢性(セントラルコマンド)と末梢性(筋代謝物の蓄積に伴う活動筋からのフィードバック)の要因の関与を比較した。その結果、成長ホルモンやコルチゾールの分泌には末梢性の要因の関与が大きい一方で、テストステロンの分泌には中性性の要因の関与の大きいことが示唆された。

研究成果

• [雑誌論文] GH receptor blocker administration and muscle-tendon collagen synthesis in humans. (2011)
  • 著者名/発表者名: Nielsen R, Doessing S, Goto K, Holm L, Agergaard J, Schjerling P, Flyvberg A, Kjaer M.
  • 雑誌名: Growth hormone and IGF research 印刷中・掲載確定
  • 査読あり
• [雑誌論文] A single versus multiple bouts of moderate-intensity exercise for fat metabolism. (2011)
  • 著者名/発表者名: Goto K,Tanaka K, Ishii N, Uchida S, Takamatsu K.
  • 雑誌名: Clinical Physiology and Functional Imaging 31(3) ページ: 215-220
  • 査読あり
• [雑誌論文] Hormonal responses to resistance exercise after ingestion of carnosine and anserine. (2011)
  • 著者名/発表者名: Goto K, Maemura H, Takamatsu K, Ishii N.
  • 雑誌名: Journal of Strength and Conditioning Research 25(2) ページ: 398-405
  • 査読あり
• [雑誌論文] Hormonal responses to resistance exercise after ingestion of carnosine and anserine. (2011)
  • 著者名/発表者名: Goto K
  • 雑誌名: Journal of Strength and Conditioning Research 巻: 25(2) ページ: 398-405
  • 査読あり
• [雑誌論文] A single versus multiple bouts of moderate-intensity exercise for fatmetabolism. (2011)
  • 著者名/発表者名: Goto K
  • 雑誌名: Clinical Physiology and Functional Imaging 巻: 31(3) ページ: 215-220
  • 査読あり
• [雑誌論文] Hormonal and metabolic responses to slow movement resistance exercise with different durations of concentric and eccentric actions. (2009)
  • 著者名/発表者名: Goto K, Ishii N, Kizuka T, Kraemer RR, Honday Y, Takamatsu K.
  • 雑誌名: European Journal of Applied Physiology 1056 ページ: 731-739
  • 査読あり
• [雑誌論文] Growth hormone receptor antagonist treatment reduces exercise performance in young males. (2009)
  • 著者名/発表者名: Goto K, Doessing S, Nielsen R, Flybbjerg A, Kjaer M.
  • 雑誌名: Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 94 ページ: 3265-3272
  • 査読あり
• [雑誌論文] Hormonal and metabolis responses to slow movement resistance exeroise with different durations of concentric and eccentric actions (2009)
  • 著者名/発表者名: Goto K, Ishii N, Kizuka T, Kraemer RR, Honda Y, Takamatsu K.
  • 雑誌名: European Journal of Applied Physiology 1056 ページ: 731-739
  • 査読あり
• [学会発表] 1日2回のトレーニングによるオーバーリーチングが内分泌応答に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 日本体育学会第61回大会
  • 発表場所: 中京大学(愛知県)
  • 年月日: 2010-09-10
• [学会発表] 1日2回のトレーニングによるオーバーリーチングが内分泌応答に及ぼす影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 日本体育学会第61回大会
  • 発表場所: 中京大学(東京都)
  • 年月日: 2010-09-10
• [学会発表] Effects of growth hormone receptor antagonist on inflammatory responses to exercise. (2010)
  • 著者名/発表者名: Goto K
  • 学会等名: 57^<th> American College of Sports Medicine
  • 発表場所: アメリカ ボルチモア
  • 年月日: 2010-06-04
• [学会発表] 運動時の代謝・内分泌応答を手がかりにしたトレーニング科学 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 日本女子体育大学付属基礎体力研究所開所20周年記念公開研究フォーラム
  • 発表場所: 日本女子大学(東京都)
  • 年月日: 2009-11-28
• [学会発表] 運動時の代謝・内分泌応答を手がかりにしたトレーニングの科学 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 日本女子体育大学附属基礎体力研究所開所20周年記念公開研究フォーラム
  • 発表場所: 日本女子体育大学
  • 年月日: 2009-11-28
• [学会発表] 競技力向上と健康維持増進をねらいとしたトレーニングの科学 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 早稲田大学総合研究機構スポーツ科学未来研究所設立記念シンポジウム
  • 発表場所: 早稲田大学(東京都)
  • 年月日: 2009-11-14
• [学会発表] レジスタンス運動とエアロビック運動の至適な実施順序-代謝・内分泌応答からみた検討- (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 第64回日本体力医学会
  • 発表場所: 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟県)
  • 年月日: 2009-09-19
• [学会発表] レジスタンス運動に対する内分泌応答亢進の要因-筋代謝物蓄積の影響- (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 第64回日本体力医学会
  • 発表場所: 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター(新潟県)
  • 年月日: 2009-09-18
• [学会発表] レジスタンス運動に対する内分泌応答亢進の要因-筋代謝物の蓄積の影響- (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 第64回日本体力医学会
  • 発表場所: 新潟コンベンションセンター
  • 年月日: 2009-09-18
• [学会発表] 休息を挟みながら間欠的に行う有酸素運動に対する脂質代謝 (2009)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 学会等名: 日本体育学会第60回記念大会
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2009-08-27
• [図書] スポーツサイエンス入門(第6章筋力トレーニングの実際) (2010)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 総ページ数: 254
  • 出版者: 丸善
• [図書] 第6章 筋力トレーニングの実際「スポーツサイエンス入門」編者.田口貞善、矢部京之助、伊坂忠夫 (2010)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成
  • 総ページ数: 254
  • 出版者: 丸善株式会社
• [図書] スポーツサイエンス入門(第6章担当) (2010)
  • 著者名/発表者名: 後藤一成(編者:田口貞善、矢部京之助、伊坂忠夫)
  • 出版者: 丸善株式会社
• [図書] Advance in neuromuscular physiology of motor skills and muscle fatigue (Optimal physiological stress for strength adaptation.)(編 Shinohara M) (2009)
  • 著者名/発表者名: Goto K
  • 出版者: research Signpost
• [備考] ホームページ等