研究課題/領域番号 |
21720175
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
谷口 一美 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (80293992)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 言語習得 / 構文文法 / 自他交替 / 非対格自動詞 / 中間動詞 / 使用基盤モデル / exemplar-based model |
研究概要 |
本研究は、認知言語学および構文文法の観点に基づき、英語における動詞の自他交替と中間動詞の習得プロセスを探求することを目的とした。そのために、こどもの発話のデータベースであるCHILDESを使用し、他動詞と同形の非対格自動詞の出現状況を、こどもと対話者の大人の発話から抽出し分析した。その結果、こども・大人共に他動詞と同形の非対格自動詞は中間動詞的機能を担っている点、大人の発話には特定表現を多用するインプットの偏りや特定構文への埋め込みなど、自他交替の習得を促進する機能が見受けられる点が明らかとなり、他動詞構文から中間動詞および非対格自動詞構文の成立のプロセスの一側面が示された。
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