研究課題/領域番号 |
21720272
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
藤内 哲也 鹿児島大学, 法文学部, 准教授 (60363602)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ユダヤ人 / ゲットー / レオン・モデナ / イタリア / ヴェネツィア / アシュケナジム / セファルディム / 近世 |
研究概要 |
本研究では、近世ヴェネツィアにおけるゲットーの成立と拡大の過程について検討し、金融業者を中心とするユダヤ人を集住させるための装置として成立したゲットーが、16世紀中葉以降の拡大によって、ユダヤ商人の定着を促す特権としての性格を帯びていったことを明らかにした。また、ゲットーで暮らすユダヤ人がキリスト教徒の都市民と完全に隔絶されていたわけではなく、むしろ日常的に多様な関係を取り結んでいたことについても考察した。
|