研究課題
若手研究(B)
五胡十六国時代から北魏時代は、文化芸術や諸制度が著しく成熟した時代であり、重要な研究領域である。しかし,当該時期の出土資料は数が限られていたため,考古学的研究は遅れていた。今回の研究では,近年になって発掘報告が相次いだ十六国時期と認定された出土陶俑について,研究を行った。その結果,4 世紀末葉に画期がみられる事を明らかにした。その画期は、この時期の、北方諸政権の自立機運の高まりと関係していることが明らかとなった。
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『馬アジアを駆けた二千年』九州国立博物館
馬 アジアを駆けた二千年(展覧会図録)
ページ: 139-143