研究課題
若手研究(B)
本研究では,大学生を対象に過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome,IBS)とストレス対処の柔軟性の関連について検討した。その結果,IBS有症状者は無症状者と比べて,認知的柔軟性が低い傾向にあること,ストレス反応が強まりやすく持続しやすい傾向にあることが示された。また,認知的柔軟性とストレス反応の強度・持続の間にも関連が認められた。以上より,認知的柔軟性の伸長がIBSの予防や症状軽減につながる可能性が示唆された。
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