新光源としての相関制御された量子もつれ光子の生成

• 研究課題/領域番号: 21760043
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 応用光学・量子光工学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 岡 寿樹 大阪大学, 工学研究科, 特任助教 (00508806)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 量子相関光子 / 量子もつれ合い / 量子状態制御 / 共振器QED

研究概要

半導体微小共振器系を用いて,「量子相関」という新しい特性をもつ光子対の効率的な生成法およびその制御法を提案し,2光子励起に応用することで,従来と比べ非常に高効率な2光子励起が可能であることを明らかにした.また,量子相関を適切に制御することで,従来の光励起法では難しかったターゲットの電子状態だけを狙った選択励起と励起効率増強が同時に実現できることを明らかにした.

研究成果

• [雑誌論文] Selective two-photon excitation of a vibronic state by correlated photons (2011)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: The Journal of Chemical Physics 134
  • 査読あり
• [雑誌論文] 量子相関光子による効率的2光子励起の条件 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 雑誌名: レーザー研究 39 ページ: 133-137
  • NAID: 10027781875
  • 査読あり
• [雑誌論文] Light squeezing via a biexciton in a semiconductor microcavity (2011)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka, Hiroshi Ajiki
  • 雑誌名: Physical Review B 83
  • 査読あり
• [雑誌論文] Light squeezing via a biexciton in a semiconductor microcavity (2011)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: Physical Review B 巻: 83
  • 査読あり
• [雑誌論文] 量子相関光子による効率的2光子励起の条件 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 雑誌名: レーザー研究 巻: 39 ページ: 133-137
  • NAID: 10027781875
  • 査読あり
• [雑誌論文] Selective two-photon excitation of a vibronic state by correlated photons (2011)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: The Journal of Chemical Physics 巻: 134(掲載決定)
  • 査読あり
• [雑誌論文] Efficient two-step up-conversion by quantum-correlated photon pairs (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: Optics Express 18 ページ: 25839-25846
  • 査読あり
• [雑誌論文] Real-time analysis of two-photon excitation by correlated photons : Pulse-width dependence of excitation efficiency (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: Physical Review A 81
  • 査読あり
• [雑誌論文] Real-time analysis of two-photon excitation by correlated photons : Pulse-width dependence of excitation efficiency (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: Physical Review A 巻: 81
  • 査読あり
• [雑誌論文] Efficient two-step up-conversion by quantum-correlated photon pairs (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 雑誌名: Optics Express 巻: 18 ページ: 25839-25846
  • 査読あり
• [学会発表] 相関光子による振動電子状態の効率的選択2光子励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会第66回年次大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2011-03-26
• [学会発表] 相関光子による振動電子状態の効率的選択2光子励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会第66回年次大会
  • 発表場所: 新潟大学(新潟県新潟市)
  • 年月日: 2011-03-26
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 第58回応用物理学関係連合講演会【招待講演】
  • 発表場所: 神奈川工科大学
  • 年月日: 2011-03-25
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 第58回応用物理学関係連合講演会
  • 発表場所: 神奈川工科大学(神奈川県厚木市)(招待講演)
  • 年月日: 2011-03-25
• [学会発表] 量子相関光子による選択的2光子励起 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会第65回年次大会
  • 発表場所: 岡山大学
  • 年月日: 2011-03-22
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起における分子振動の影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: レーザー学会第31回年次大会
  • 発表場所: 電気通信大学(東京都調布市)
  • 年月日: 2011-01-10
• [学会発表] Theoretical analysis of up-conversion of quantum-correlated photons (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 学会等名: 16th Microoptics Conference
  • 発表場所: The Ambassador Hotel(台湾)
  • 年月日: 2010-11-02
• [学会発表] Theoretical analysis of up-conversion of quantum-correlated photons (2010)
  • 著者名/発表者名: Hisaki Oka
  • 学会等名: 16th Microoptics Conference (MOC2010)
  • 発表場所: The Ambassador Hotel (台湾)
  • 年月日: 2010-11-02
• [学会発表] 半導体微小共振器中の励起子分子を介したポラリトンスクイージング (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹, 安食博志
  • 学会等名: 日本物理学会2010年秋季大会
  • 発表場所: 大阪府立大学
  • 年月日: 2010-09-25
• [学会発表] 半導体微小共振器中の励起子分子を介したポラリトンスクイージング (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会2010年秋季大会
  • 発表場所: 大阪府立大学(大阪府堺市)
  • 年月日: 2010-09-25
• [学会発表] 量子相関光子による周波数上方変換の理論解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会2010年秋季大会
  • 発表場所: 大阪府立大学
  • 年月日: 2010-09-23
• [学会発表] 量子相関光子による周波数上方変換の理論解析 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会2010年秋季大会
  • 発表場所: 大阪府立大学(大阪府堺市)
  • 年月日: 2010-09-23
• [学会発表] 量子相関光子による選択的2光子励起 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: 日本物理学会第65回年次大会
  • 発表場所: 岡山大学(岡山県岡山市)
  • 年月日: 2010-03-22
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起効率の増強 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: レーザー学会学術講演会第30回年次大会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター
  • 年月日: 2010-02-03
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起効率の増強 (2010)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹
  • 学会等名: レーザー学会学術講演会第30回年次大会
  • 発表場所: 千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)
  • 年月日: 2010-02-03
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起の理論解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹, 石原一
  • 学会等名: 日本物理学会2009年秋季大会
  • 発表場所: 熊本大学
  • 年月日: 2009-09-27
• [学会発表] 量子相関光子による2光子励起の理論解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 岡寿樹、石原一
  • 学会等名: 日本物理学会2009年秋季大会
  • 発表場所: 熊本大学(熊本県熊本市)
  • 年月日: 2009-09-27