主流乱れがはく離流れの乱流熱物質伝達に及ぼす影響の解明

• 研究課題/領域番号: 21760153
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 熱工学
• 研究機関: 名古屋工業大学
• 研究代表者: 保浦 知也 名古屋工業大学, 工学研究科, 助教 (00324484)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2009年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: 乱流境界層 / はく離流れ / 物質移動 / 熱工学 / 流体工学 / 乱流 / はく離乱れ

研究概要

ガスタービンや熱交換器などの工業機器内を発達する乱流境界層は,主流乱れの影響を強く受ける。熱交換器の温度効率,燃焼器の熱効率の向上のためには,この主流特性が,乱流における熱物質伝達に及ぼす影響を明らかにする必要がある。本研究では,運動量と熱物質輸送のアナロジーが成立しない場として,はく離を伴う複雑乱流場を対象とし,主流乱れが乱流熱・物質輸送機構に及ぼす影響を実験的に明らかにした。

研究成果

• [学会発表] 主流乱れが2次元丘周りの乱流熱輸送に及ぼす影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高野浩平, 保浦知也, 田川正人, 長野靖尚
  • 学会等名: 日本機械学会東海支部第60期総会・講演会
  • 発表場所: 豊橋技術科学大学(豊橋市)
  • 年月日: 2011-03-15
• [学会発表] 乱流境界層中に点源供給された濃度場の乱流特性 (2011)
  • 著者名/発表者名: 保浦知也, 川口昌紀, 西脇悠太, 田川正人
  • 学会等名: 日本機械学会2011年度年次大会
  • 発表場所: 東京工業大学(発表予定)
• [学会発表] Turbulent Thermal Diffusion over a Locally-Heated Two-Dimensional Hill (2010)
  • 著者名/発表者名: T. Houra, Y. Nagano, M. Tagawa
  • 学会等名: International Heat Transfer Conference (IHTC-14)
  • 発表場所: Washington, DC(米国)
  • 年月日: 2010-08-09
• [学会発表] 2次元加熱丘周りの温度場乱流多層構造に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 保浦知也, 草野文彦, 田川正人, 長野靖尚
  • 学会等名: 第47回日本伝熱シンポジウム
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2010-05-28
• [学会発表] 局所的に加熱された2次元丘周りの乱流熱輸送に関する研究 (2010)
  • 著者名/発表者名: 草野文彦, 保浦知也, 田川正人, 長野靖尚
  • 学会等名: 日本機械学会東海支部第59期総会講演会
  • 発表場所: 名城大学(名古屋市)
  • 年月日: 2010-03-09
• [学会発表] Turbulent flow and dispersion from a point source over a two-dimensional hill (2009)
  • 著者名/発表者名: T. Houra, M. Tagawa, Y. Nagano,
  • 学会等名: 6th International Symposium on Turbulence, Heat and Mass Transfer (THMT-09)
  • 発表場所: Sapienza Rome(イタリア)
  • 年月日: 2009-09-17
• [学会発表] Turbulent flow and dispersion from a point source over a two-dimensional hill (2009)
  • 著者名/発表者名: T.Houra, M.Tagawa, Y.Nagano
  • 学会等名: 6th International Symposium on Turbulence, Heat and Mass Transfer (THMT-09)
  • 発表場所: Sapienza' Rome(イタリア)
  • 年月日: 2009-09-17