擬似マルチスケールFDTD法による高周波デバイスへのメタマテリアル適用の研究

• 研究課題/領域番号: 21760293
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 通信・ネットワーク工学
• 研究機関: 岡山大学
• 研究代表者: 藤森 和博 岡山大学, 大学院・自然科学研究科, 助教 (70314705)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
• キーワード: アンテナ / マイクロ波回路 / メタマテリアル / 電磁界解析 / FDTD法 / 漏れ波アンテナ / 電磁波 / 弾性波 / 伝送線路 / 等価回路

研究概要

等価回路計算が統合された電磁界解析手法であるLE-FDTD法を拡張し,自然界には存在しない特徴を持つメタマテリアルを解析できるようにすることで,現在期待されているメタマテリアルの高周波デバイスへの適用を容易にすること,メタマテリアルを用いた高周波デバイスを提案することを目的とした研究である.
提案する手法におけるメタマテリアルの解析に成功し,有限要素法に対して時間,メモリ使用量共に約10分の1程度で同等の解析が可能であることを示した.

研究成果

• [雑誌論文] Design of Highly Efficient and Compact RF-DC Conversion Circuit at mW-Class by LE-FDTD Method (2010)
  • 著者名/発表者名: T.Yamamoto, K.Fujimori, M.Sanagi, S.Nogi.
  • 雑誌名: IEICE Trans. Electron. vol.E93-C, no.8 ページ: 1323-1332
  • NAID: 10027366022
  • 査読あり
• [雑誌論文] Efficient Antenna Miniaturization Technique by Cut Off of Chromosome-Length in Genetic Algorithm. (2009)
  • 著者名/発表者名: T.Yamamoto, K.Fujimori, M.Sanagi, S.Nogi.
  • 雑誌名: Proc. of Asia-Pacific Microwave Conference
  • 査読あり
• [雑誌論文] A Metamaterial Mirror with Multiple CRLH Transmission Lines and its Imaging Quality. (2009)
  • 著者名/発表者名: T.Tsukagoshi, K.Fujimori, M.Sanagi, S.Nogi.
  • 雑誌名: Proc. of European Microwave Week 2009 ページ: 201-204
  • 査読あり
• [学会発表] 伝送線路型CRLHメタマテリアルの特性解析を目的としたLE-FDTD法におけるモデリング (2009)
  • 著者名/発表者名: 藤森和博
  • 学会等名: 平成21年度電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会
  • 発表場所: 広島
  • 年月日: 2009-10-17
• [学会発表] 伝送線路型CRLHメタマテリアルの特性解析を目的としたLE-FDTD法におけるモデリング (2009)
  • 著者名/発表者名: 藤森和博
  • 学会等名: 平成21年度 電気・情報関連学会中国支部第60回連合大会
  • 発表場所: 広島市立大学(広島県)
  • 年月日: 2009-10-17
• [学会発表] LE-FDTD法を用いた伝送線路形CRLHによる2次元構造メタマテリアルの特性解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 藤森和博
  • 学会等名: The 11^<th> Hiroshima Student Symposium
  • 発表場所: 山口
• [学会発表] LE-FDTD法を用いた伝送線路形CRLHによる2次元構造メタマテリアルの特性解析 (2009)
  • 著者名/発表者名: 藤森和博
  • 学会等名: The 11th IEEE Hiroshima Student Symposium
  • 発表場所: 山口大学(山口県)